4月も半月経って、新生活にも少しづつ馴染んできたころですね♪
4月18日(水)~23日(月)の伊勢丹新宿店では、毎日のくらしに役立つ道具を集めてご紹介する
「くらしの道具展」を開催しています。毎日、永く、大切に使いたい日本の道具の数々は、どこか懐かしいけれども、現代のライフスタイルにも合うものばかり。ひとつひとつじっくり選んで、お気に入りの道具をみつけたら、毎日の生活を、一段格上げできるかも!
「くらしの道具展」
■4月18日(水)~23日(月)<最終日午後3時終了>
■本館7階=催物場
では早速会場の魅力的なお道具たちをご紹介いたします♪
■作家の器から、銅おろし金まで、食を彩るこだわりの道具
まずは、日々のくらしに欠かせない、食にまつわる道具からご紹介します。
会場では、若手作家の陶器や輪島塗の漆器、江戸切子など、食卓を彩る器の数々から、丁寧な手仕事で作られた包丁、まな板、おろし金、鉄瓶、茶こしなど、日本の台所で定番といえる調理道具まで、さまざまに取り揃えています。
個性的な柄の器を発見!
こちらは九州・長崎の若手双子のご兄弟が、手掘りで作陶している、<双子土龍(ふたごモグラ)>の作品です。
その唯一無二のデザインからは、長崎という土地特有の、和洋中の文化が混ざり合う価値観が感じられます。幸福を呼ぶといわれている蝙蝠柄は、お猪口の他にもお茶碗、タンブラーなどを展開しています。
自分が好きなデザインの食器でご飯を食べたら、食卓が楽しくなりそうですね!
こちらは、春らしい、野原をイメージした新作の<NOHARA>のシリーズ。
和食はもちろん、パスタやカレーを入れても合いそうです。
伝統の蛸唐草の模様がモダンに描かれている杯は新作。龍の鱗をイメージした個性的な杯もあります。
どの器も手作りで、数多くは作れないため、お気に入りの品物があったらお早目に入手してくださいね。
こちらは、輪島塗の<吉田漆器工房>。美しい色合いは、ストレートに日本の伝統美を感じさせます。最初は少しマットな質感の漆絵は、使っていくごとに風合いが変わって、「使いづや」が出てくるそう。大事に使い続けたいですね。日々の食卓に上質さと華を添える、シンプルなデザインのお椀や、お盆、お子さま向けのお茶碗やスプーンもあります。ギフトにも喜ばれそう。
作家によるモダンな蒔絵や漆絵が施されている作品もあります。お気に入りのお菓子を置いて、素敵なおやつの時間を過ごしてください♪
昨今、外国のお客さまにも大人気の南部鉄器。
会場では、作家・佐藤勝久氏による見事な一点ものの鉄瓶から、お手頃でかわいらしいデザインの急須や水差しまで、幅広く取り揃えています。
古くから、日本人がお湯を沸かす道具として使ってきた鉄瓶。機能美を感じますね。
鉄瓶でお湯を沸かしたら、中に水を残さずに自然乾燥させてくださいね。中のお掃除は厳禁です!
南部鉄器のお手入れ方法や、使い方のコツも、会場でお尋ねください。
調理器具といえば、、、これは長く使えそう!!銅のおろし金を発見♪
日本料理では、大根おろしなど、おろし金が必須アイテム。<岩ぶち>の銅のおろし金は、職人による手打ちの目立てで、切れ味が抜群です。りんごや大根をすりおろすと、水っぽく「すりつぶす」ことなく、「切りおろす」ような感覚で、食材をふわふわに調理できるそう。
大きさや形状もさまざまなものが揃っています。大きいものは、表が大根おろし、裏で薬味用になっています。
銅製おろし金のお手入れ法は、水洗いしてから、吊り下げて自然乾燥してください。
こちらの小さいおろし金は表を薬味用に使います。丸みがある鶴のデザインが施されたものは、手で抱え持てるので、安定しておろしやすそうですね。
お次は茶こし網です。
こちらは、金網と手作りの家庭用品が揃う、京都の<鳥井金網工芸>の品々。
手作りしている茶こし網は、形や大きさが少しづつ異なります。お気に入りのカップの大きさにあわせて、ぴったりのサイズを探して、喫茶店の気分で、お家でゆっくりとお茶の時間を楽しんでください♪
この違い、分かりますか?写真右が、新登場のコーヒー用の茶こしです。従来のお茶用の茶こしよりも網目が細かくなっていて、紙フィルターを使わずにコーヒーを入れることができます。紙のにおいを気にせず、豆の香りを堪能できそうですね。
■繊細な手仕事に驚き!初夏の装いに加えたいこだわりの道具
次に、初夏の装いにアクセントとなる手仕事の装飾品をご紹介します。涼しげで軽く実用的な竹バッグや、本藍で染めた生地を使用した日傘や梅雨に向けての洋傘、伝統技法を用いて細かな細工で職人が作り上げたアクセサリーなど、これからの時期のファッションに役立ちそうなアイテムが揃っています。
こちらは竹製品や竹かごがを取り扱っている大分の<工房オンセ>のコーナー。大分は良質な竹が豊富にあることから、古くから竹を使った道具づくりが盛んだとか。竹かごは、みるからに清涼感があって、日本の夏のおでかけにぴったりですね!
こちらは「やたら編み」の竹かご。作者の気分によって編み方が変わるので、ひとつとして同じものがありません。ざっくりとした編み方で、和装にも洋装にも合うデザインです。お値段は3万円代からあり、日常使いに活躍しそうです。
こちらは竹の網目が波のような模様を描いている「波網代」のハンドバッグ。細かく竹が編みこまれている、とても手が込んだものです。これほどしっかり編まれているのに、その軽さに驚きます。竹かごは、使うごとに、年々色味の濃さを増して飴色になってきます。
こちらは20年以上使い込んだ見本。
経年変化も楽しんで、代々、大事に使いたいですね。
お次は洋傘のコーナーへ。<中嶋洋傘加工所>の傘は、その美しさに息を飲みます・・・。
こちらは、藍染のシルクの日傘。繊細なシルクの軽やかな素材感がとても上品です。差してみると光が柔らかく透けて見えます。
持ち手の部分は竹製です。腕に通しも手で持っってもOK。
骨は黒いカーボンの上に白いカバーをつけているデザインで、藍と白のコントラストが夏らしさを感じさせます。
こちらはシルクですが、綿素材の藍染の日傘もあります。
こちらは雨傘です。ハリ感のある生地が、畳んだ時にまるでお花のように美しい佇まいです・・・。
持ち手は日本らしさを意識して桜の木を使っています。こちらのデザインは他にも色のバリエーションのご用意があります。
中嶋傘加工所は都内で作り手の中島さんがおひとりで傘をつくられています。今は日本製の傘が少なく、中嶋傘加工所も今のところ跡継ぎされる方がいらっしゃらないそう。素晴らしい技術をどなたか引き継いでいただけるといいですね。
■日常を格上げする、天然素材のぬくもりある道具
天然素材の道具は、木や籐を使った家具や、動物の毛を使ったブラシなど、洗練と実用性がありつつも、どこかぬくもりを感じます。
では、そんなお道具たちをご紹介します!
会場の奥には、まるでアート作品のような、木のあかりが並んでいます。
<林木工芸>の木のあかりは、日本古来の組子(くみこ)の技術をいかしつつ、現代の生活空間でも使えるあかりを演出してくれます。素材は青森ヒバを使っているので、近づくと森にいるようないい香りがします!
電球のあかりが組子の柄を、木やコンクリートの壁やフロアに映し出して、まるで光のアートが生活空間に現れます。モダンなライフスタイルにもぴったり。さまざまなデザインや大きさのあかりがあるので、迷ったら、作家の林久雄氏におすすめのアドバイスをしてもらってはいかがでしょうか。
こちらには天然素材のブラシがずらり!
<ブラシの平野>ではさまざまな用途のブラシが揃っています。中でも注目はヘアブラシ。猪や豚の毛を使ったブラシは、毛の硬さや量、ブラシの大きさなど、さまざまな種類があります。
ブラシは単に高価なものがいいものではなく、ご自分にあっているものを使うことが大切だとか。
ぜひ、ブラシのプロフェッショナルにご相談いただいて、髪の質や量に合ったもの、実際にブラッシングをしてみた感触がお好みのものを、探してみてはいかがでしょうか。
天然素材のブラシで毎日ブラッシングをして、艶やかな髪で過ごしたいですね♪
いかがでしたか?
お道具によっては、手作りのため、1点ものやお品数が少ないものもありますので、お早目にお問合せくださいませ。
今週は伊勢丹新宿店で、お気に入りのお道具をみつけてください!
新宿店は、午前10時30分から午後8時まで営業いたします。
今のイセタンがわかるWebガイド、毎週発信!http://www.isetanguide.com
このほかにも開催中のフェアやイベント情報を発信中!
【伊勢丹公式】
facebook
毎日更新中。上記リンクからフォローしてご覧ください。
LINE
タイムラインを更新中。伊勢丹新宿本店【LINE ID: @ISETAN】で検索
または、その他 → 公式アカウント → (カテゴリ)ショップ・グッズ → 伊勢丹新宿本店で
お友達登録してご覧ください。
【ISETAN PARK net】 http://isetanparknet.com/
facebook
毎日更新中。上記リンクからフォローしてご覧ください。
【まだまだあります!伊勢丹新宿店SNSリストはこちら↓】
http://isetan.mistore.jp/store/shinjuku/social/index.html